防音室の暖房、電気ストーブの消し忘れにご注意!

2019年3月14日

電気ストーブ

石油・ガスストーブは一酸化炭素中毒の恐れあり

真冬の防音室、寒いですね。

うちの防音室にはエアコンがありません。エアコンを取り付けるための穴(スリーブ穴)はありますが、「3畳の防音室のために、わざわざエアコンを購入するのもな」と、エアコンを買うのをずっと躊躇していました。

それに、調律師にエアコン導入について尋ねたところ、夏のエアコンは防音室内の温度を急激に下げるので、ピッチが狂いやすくなると聞きました。多少暑くても、響きの狂いについては、自然な温度変化の方がまし(あくまで「まし」)とのことです。

なわけで、私、夏はTシャツ&半ズボンで、冬は電気ストーブを入れて練習しています。

ところで冬の暖房、密閉された防音室内で、石油ファンヒーター、ガスストーブを使用するのは厳禁です。一酸化炭素中毒になる恐れがあります。

では、電気ストーブなら大丈夫かというと、私、大失敗を犯してしまいました。

電気ストーブ、使用後はコンセントを必ず抜く

一昨日、電気ストーブのスイッチを切り忘れ、防音室内が熱帯都市のような高熱に。一歩間違うと事故に繋がりかねませんでした。

私が使用している電気ストーブは、側面にスイッチと温度調節を兼ねた大きなつまみが付いています。つまみを回すと、「切」「弱(320W)」「中(640W)」「強(960W)」が切り替わる仕組みです。

電気ストーブのつまみ

練習中は「弱」か「中」の温度で使用しており、終了後に「切」に回して防音室を出ます。ところが、回し間違えたのか「強」のまま防音室の扉を閉めて出てしまったのです。

一度、寝室でベッドで横になったものの、次の日がレッスンであることを思い出し、「明日、楽譜を忘れないよう、ビジネスバッグに入れておこう」と防音室に再び入ったところ、室内は熱帯の都市のような熱さ。3つのヒーターが真っ赤に光っていました。

ピアノの上前板も椅子も、触ると温かくなっていました。

危ない、危ない。

防音室で電気ストーブを使用した際は、スイッチを切るだけでなく、必ずコンセントを引き抜かないと!と,、強く反省しました。

皆さまもご注意を!